糖尿病、甲状腺疾患、内分泌疾患、骨粗鬆症などについて、日々の診療で患者さんからご相談いただく内容を中心に、わかりやすくお伝えします。
梅雨時期の血糖管理とマンジャロについて
掲載日:2026年6月16日
梅雨入りの季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
最近は気温や湿度の上昇に伴い、運動不足や食生活の変化から血糖コントロールが乱れやすい時期です。体調管理にご注意ください。
さて、最近テレビや新聞、インターネットなどでマンジャロに関する報道を目にする機会が増えています。
マンジャロは2型糖尿病治療薬であり、血糖値やHbA1cの改善に加え、体重減少効果も期待できる有用な薬剤です。一方で、全ての患者さんに適しているわけではなく、副作用や体格、年齢、合併症などを考慮した適切な使用が必要です。
当院では糖尿病専門医・内分泌代謝科専門医として、血糖値やHbA1cだけでなく、患者さんの生活背景や体重変化、筋肉量、食事摂取状況なども踏まえながら治療方針を決定しています。
また、吐き気や便秘などの副作用の有無、体重減少の程度を定期的に確認し、薬剤の継続が患者さんの利益につながっているかを常に評価しています。場合によっては減量や中止、他の治療への変更を提案することもあります。
糖尿病治療で大切なのは単に体重を減らすことではなく、長期的に良好な血糖コントロールを維持し、合併症を予防することです。
当院では食事療法や運動療法を基本としながら、患者さんそれぞれに適した治療を心掛けています。糖尿病や血糖値、HbA1cについて気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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